青森山田、首位浮上 初Vへ「勝つことだけに集中」

勝利を喜ぶ青森山田イレブン

<高円宮杯U-18プレミアリーグ東地区:清水ユース0-2青森山田>◇第17節◇4日◇静岡・清水J-STEP

 2位青森山田が清水ユースを2-0で下し、アウェーで大きな勝ち点3を積み上げた。0-0の前半26分、MF高橋壱晟(3年)の左CKをファーサイドでMF郷家友太(2年)が頭で合わせて先制。後半16分には再び郷家が決め、勝負を決めた。高橋は「ボールを保持されることは予想できた。その中で、粘りながらセットプレーで先制できて、良い流れの中で2点目も取れた。狙い通りの展開だった」と、うなずいた。

 この日、1位東京U-18が引き分けたため、順位は首位に浮上。同チームと対戦する最終節(11日午後1時、東京小平グラウンド)の首位決戦に勝つか、引き分けでも3位大宮の結果次第では初のEAST優勝が決まる。高橋は「まだ何も決まっていない。(青森)山田の歴史を作れるように、勝つことだけに集中していきたい」と、語気を強めた。