日本サッカー協会と東大は16日、スポーツ医学・科学研究の発展のための連携協定を結び、安田講堂(東京都文京区)で調印式を行った。
東大が5月に開設したスポーツ先端科学研究拠点を中心に人的交流を図り、サッカーの競技力向上やスポーツを通じた健康増進などの分野で協力する。
トップ選手の身体機能向上だけでなく、今後は人工知能(AI)や拡張現実(AR)の技術を活用した練習法開発も見込まれる。日本協会の田嶋幸三会長は「スポーツ医科学は選手の育成、強化に直結する。世界でもトップの大学とともに本気でやりたい」と話した。
競技団体と初の協定を結んだ東大の五神真学長は「東大は日本サッカーの黎明(れいめい)期から縁が深い。トップのアスリートとサイエンティストの共同作業で研究が進む」と説明した。記念式典には国際サッカー連盟(FIFA)のインファンティノ会長も出席した。