浦和長沢弾でACL前哨戦ドロー 両軍手の内見せず

浦和対FCソウル 後半、FCソウルMFキム・チウ(左)と競り合う浦和FWオナイウ阿道(撮影・下田雄一)

<国際親善試合:浦和1-1FCソウル>◇12日◇浦和駒場スタジアム

 浦和がハーフタイムに全11人を入れ替え、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で同じF組のFCソウル(韓国)との前哨戦を終えた。12日、さいたまシティ杯(浦和駒場スタジアム)で対戦しMF長沢和輝(25)のゴールで追い付き、1-1で引き分けた。28日にACL1次リーグ第2節での対戦が待つ。互いに手の内を隠し、決着は持ち越された。

 浦和は前後半で全11人を入れ替えた。Jリーグのプレシーズンマッチ規定により、国際親善試合は12人まで交代できる。これを生かし、手の内を隠した。後半から出場したDF槙野は「前後半でプレスの掛け方も変えた」とニヤリ。FCソウルもハーフタイムに10人が代わるなど登録の全23人が出場。両チーム計45人がピッチに立つ異例の有料試合を、1万人超が見届けた。

 本番はACLの約2週間後。相手の黄善洪(ファン・ソンホン)監督は「ACLの組み分けが決まる前に、この試合が決まっていたので」と苦笑い。浦和は昨年のACLの決勝トーナメント1回戦でも対戦し、PK戦の末に敗退。因縁がある。ペトロビッチ監督が「強風とピッチ状況が良くなかった。相手の方が先に適応していた」と話した点が気掛かりだが、決着は28日の埼玉でのホーム戦と、5月10日のアウェー戦となる。