カズ両親も生観戦「まさか50までやるとはなあ」

横浜FC奥寺会長(右)と握手するカズの父宣雄氏(左)とバラの花束を持つ母由子さん(撮影・狩俣裕三)

<明治安田生命J2:横浜FC1-0松本>◇第1節◇26日◇ニッパツ

 横浜FCのFWカズ(三浦知良)が新たな金字塔を打ち立てた。50歳の誕生日に迎えたJ2開幕松本山雅FC戦に先発出場。自身の持つJリーグ最年長出場記録を50歳0日に更新した。2トップの一角として後半20分までプレーし、シュート1本に終わったが、1-0の勝利に貢献した。

 カズファミリーが、そろって観戦した。父の納谷宣雄さん(75)は「50歳がすごいかどうか、もう自分の50歳の時を忘れたからなあ」といいながらも「まさか50までやるとはなあ」と笑顔。母由子さん(73)も「去年よりも動きはよかった。今でも試合を見に来ることができて幸せです」と話した。りさ子夫人(49)も、2人の息子とともに応援していた。