<明治安田生命J1:磐田0-1仙台>◇第2節◇4日◇ヤマハ
ジュビロ磐田は0-1でベガルタ仙台に惜敗し、ホーム開幕戦でも勝利を飾ることができなかった。
磐田のホーム開幕戦は重苦しい雰囲気となった。0-1で仙台に惜敗。その無情の笛が鳴ると、1万4554人の観客で埋まったヤマハスタジアムからため息が漏れた。FW川又堅碁(27)は好機を逃した責任感を募らせた。前半20分、MF川辺駿(21)の右クロスからゴール前で混戦になった際のこぼれ球を拾った。右足で狙ったが、ネットを揺らせない。直後にもMF中村俊輔(38)の左CKに頭で合わせるも、ポストに嫌われた。
川又は「敗因は俺。FWが仕事をしないと、こうなる」と自らを責めた。シュート0に終わった開幕戦から一変してチーム最多5本を放ったが、歓喜の瞬間はもたらせなかった。名波浩監督(44)は「前半は前節の課題である前への推進力、意識が非常に出てて良かった。フィニッシュさえ良ければ、完全に我々が主導権を握っていたのかなと思う」。1点が遠く、クラブ初のシーズン開幕から2試合連続無得点に終わった。
主導権を握った前半で優位に立ちきれず、後半29分にセットプレーから華麗なミドル弾で先制点を許した。選手交代で状況打開を図った名波監督の意図に反して、チームは最後まで反撃の糸口を探しきれなかった。次節はアウェー大宮戦。川又は「次は取りたい」と顔を上げ、仕切り直しを誓った。【前田和哉】