C大阪尹監督「生き残れない」J1未勝利に危機感

トレーニングに臨むC大阪MF清武(左)とMF山口(撮影・小杉舞)

 セレッソ大阪尹晶煥(ユン・ジョンファン)監督(44)が7日、大阪市内で行われた練習前に選手へハッパを掛けた。4日の浦和戦は1-3と完敗。3年ぶりにJ1に復帰してから1分け1敗と未勝利だ。指揮官はミーティング内で「J1はやりやすい舞台ではない。このままだと生き残れない。自分自身が変わらないとダメ。J2でのクセが身についたままだとやっていけない」と厳しく話したという。

 昨季J1年間勝ち点1位だった相手に3失点。自分たちの守備に自信を持つことができなかった。尹監督は浦和戦の反省として「相手を恐れていることが明確に見えた。やらないままより、チャレンジする姿を見せないと」。この日、右太もも違和感から復帰し、練習に完全合流したMF清武弘嗣(27)は、浦和戦を映像で観戦し「修正する部分はあるが、それができるチームだと思っている。まだ2節(終わっただけ)」と前向きに捉えていた。