中村俊輔、セルティック時代のトレーナーと再タッグ

前半、FKで先制ゴールを決めた磐田MF中村俊(中央)は「芝生の戦士 中村俊輔」の横断幕を掲げるサポーターにガッツポーズ(撮影・浅見桂子)

<明治安田生命J1:大宮1-2磐田>◇第3節◇11日◇NACK

 横浜F・マリノスからジュビロ磐田に完全移籍したMF中村俊輔(38)が、大宮アルディージャ戦の前半5分にゴール左の約20メートル地点から直接FKで先制。自身が持つJ1最多の直接FKゴール記録を23に伸ばし、開幕から2試合無得点だったチームを勢いづけた。

 中村俊は後半ロスタイムのピンチに、ゴール前まで戻って守備をし続けた。体を投げ出して相手の攻撃をクリアした。走行距離は12・118キロで、21歳のMF川辺に続くチーム2位。攻守でピッチを走り回った。

 今年6月で39歳を迎える。日々のマッサージは欠かせない年齢になったが、あえて何も施術を受けない日があるという。

 「体がマッサージで回復することだけを覚えてしまうと、超回復(運動で傷ついた筋肉細胞が休息によって回復し、筋力が強くなる現象)しなくなるから」

 現在、家族の住む横浜市と浜松市の自宅との二重生活を送る中、セルティック時代のトレーナーを雇い、食事など日々の生活のケアをしてもらっている。

 「体というよりも、食事を作ってもらったり、メンタル的な部分もあるかな」

 高いプロ意識に基づく徹底的な心身のケア。これこそが、中村俊の原動力になっている。