横浜FC野崎が決勝弾、カズベンチ外でも2位浮上

後半、ゴールを決め両手を広げ駆けだす横浜FC・MF野崎(右から2人目)(撮影・鈴木みどり)

<明治安田生命J2:岐阜1-2横浜FC>◇第4節◇19日◇長良川

 横浜FCのFWカズ(三浦知良、50)は、今季初めてベンチ入りメンバーから外れた。

 前節12日のホーム群馬戦で50歳0カ月14日で史上最年長ゴールを決めるなど、今季開幕戦から先発出場を続けてきたが、中田仁司監督(55)が休養を選択した。

 チームはFC岐阜に対して、前半19分にPKで先制点を許したが、PKを献上してしまったMF佐藤謙介(28)が同42分に左足で得点し、同点で前半を折り返した。

 後半17分には途中出場のMF野崎陽介(32)が右足でミドルシュートを放ち、決勝ゴールを決めた。

 開幕から負けなしの3勝1分けで勝ち点10とし、首位湘南と得失点差での2位に浮上した。野崎は「いいところにパスを出してもらって、コースが見えていたので流し込めて良かった」と笑顔。中田監督も「続けることが大事。次はホームに戻って勝ち点3をとって、もうちょっと前にいきたいと思っています」。25日の徳島戦(ニッパツ)勝利で、首位浮上も狙う。