仙台渡辺監督、神戸ポドルスキへの注目を奮起材料に

日差しが強いため、サングラス着用でグラウンドに立つ仙台渡辺監督(撮影・秋吉裕介)

 ベガルタ仙台は7日、8日のアウェー、ヴィッセル神戸戦に向け、仙台市内で約1時間半の練習を行った。

 渡辺晋監督(43)は、神戸に新加入した元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(32)が6日に来日したことについて語った。

 ポドルスキが約80メートルのレッドカーペットを歩きながら、約1000人のサポーターの前に登場したことについて、「カンヌ(国際映画祭)ですか」とツッコミを入れた。

 リーグ戦デビュー予定は29日の大宮アルディージャ戦ということで、「何とも思わない。戦うのは神戸ですから」と話した。だが8日の試合に視察に訪れるポドルスキを動画配信サービス「DAZN」が配信する予定で、全国的に注目が集まる一戦となりそうだ。指揮官は「メンタルの持って行き方の1つの要素にするかもしれない。明日のミーティングはこれから考える。素材の1つにはなりえますね」と、連敗ストップの奮起材料にする可能性を示唆した。