C大阪柿谷「翻弄された」セビリアとの力の差を痛感

C大阪対セビリア スタジアムから引き揚げるC大阪FW柿谷曜一朗(右から2人目)らC大阪の選手たち(撮影・前田充)

<国際親善試合StubHubワールドマッチ2017:C大阪1-3セビリア>◇17日◇ヤンマー

 J1で首位を走るC大阪FW柿谷曜一朗主将(27)が強豪との力の差をかみしめた。2列目の左で先発出場もシュートは0本に終わり、後半18分にFW沢上竜二(23)と交代。「(セビリアは)ボールのパススピードだったり、全部の選手のレベルが高かった。そういうところで翻弄(ほんろう)された」と冷静に受け止めた。

 0-2の後半30分にはFWリカルド・サントス(30)の右サイドからのパスに反応したMF福満隆貴(25)が、ポストに跳ね返ったボールを体ごと押し込み、唯一の得点をマーク。J2山口から今季加入した福満は「みんながしっかりつないでくれたので、体ごと押し込むことができた。あんまり格好良くはなかったけれど、泥臭くても1点は1点なので」とニッコリ。その上でスルーパスが通らない場面を振り返り「そういうシーンがあって、自分のレベルをもっと上げないといけないと思った」とレベルの差を肌で感じていた。