昨年墜落事故シャペコエンセ来日、全世界に再建発信

スルガ銀行チャンピオンシップで浦和と対戦するために来日したブラジル・シャペコエンセのエウトロピオ監督(左)とFWアルトゥール

 スルガ銀行チャンピオンシップ(15日、埼玉スタジアム)で浦和レッズと対戦するシャペコエンセ(ブラジル)のエウトロピオ監督とFWアルトゥールが11日、チーム本隊より一足早く成田空港に来日した。他のメンバーは12日に到着する。

 チームは昨年11月、チャーター機墜落事故で多数の選手が犠牲となったが、国内外のクラブなどの協力で再建した。7日にバルセロナとの親善試合を行い、0-5と敗れたが、指揮官は「自分たちの人生を喜ぶためのものだったし、全世界にメッセージを発信できた」と振り返った。浦和戦に向け「このタイトルのために集中して戦う」と抱負を語った。