仙台8戦ぶり勝利も浮かれず「下見ても何もない」

8戦ぶり白星に歓喜の仙台サポーター

<明治安田生命J1:仙台1-0広島>◇第22節◇13日◇ユアスタ

 ベガルタ仙台が8試合ぶりの白星にも、渡辺監督は喜びをかみ殺した。

 0-0で迎えた後半6分。FW西村のシュートのこぼれ球をMF奥埜が詰めた。終盤の相手の猛攻もイレブン全員で防いだ。「ほっとしてます」としつつ「最近選手は試合が終わると気にするのは下のチーム。下を見ても何もない。上を向いていけるようにしたい」と引き締めた。