川崎フロンターレが22日、神奈川・等々力競技場で、23日に浦和レッズと対戦するアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝の前日練習を行った。
川崎Fの鬼木達監督(43)は公式会見で「まずは(第1戦で)勝つことが大前提。試合運びはゲームの中で見極めないと行けないが、攻撃的にいくつもりでいる」と話した。
クラブはACLベスト8が最高。クラブの新歴史への挑戦に、主将のFW小林悠(29)は「準々決勝で浦和との対戦が決まったときは、正直、中国勢の方が良かったと思いましたが、今は、連戦が続くので日本のチームで良かった。新歴史をつくるために突破したい」と意欲を見せた。
浦和のFW李忠成は、川崎Fへカウンターを仕掛けることを明言している。
最終ラインを統率する川崎FのDF奈良竜樹(23)は「アウェーゴールの重みは分かっているけど、それを恐れて引くことはしない。カウンターにはしっかりリスク管理して、ラインを上げてフロンターレらしいサッカーをしたい。攻撃陣は必ず点を取ってくれる。前を信じて守ります」と話した。