東京V9位後退、高木善「意思統一できてなかった」

<明治安田生命J2:東京V1-2松本山雅>◇第32節◇10日◇味スタ

 東京ヴェルディは松本山雅FCとの「緑ダービー」に敗れ、9位に後退した。

 後半9分と14分に松本山雅にゴールを許し、0-2の苦しい状況で、後半20分から途中出場したFW高木善朗(24)は「全体の意思統一ができていなかった。攻め込まれたときにつなごうとして、ゲームの流れを読めていなかった」と分析。「自分が入って、流れを取り戻すことを伝えられなかった」と悔しさをにじませた。

 6戦負けなしで迎えた松本山雅との対決だったが、良い流れを断ち切る敗戦となってしまった。高木善は「相手を研究して、それがはまると良いけれど、逆に研究された時に立て直す力が足りていない」と課題も明らかにした。「残り10試合なので、この流れを変えるのが自分の役割です」と力強く言った。

 次戦は16日に横浜FCと対戦する。ニッパツ三ツ沢球技場で、午後6時キックオフ