川崎Fが3発快勝、清水は12敗目/清-川26節

清水対川崎F 前半、川崎F・FW小林(左から3人目)が得点し、アシストしたDF車屋(左から2人目)と抱き合って喜ぶ(撮影・滝沢徹郎)

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝で敗退した川崎フロンターレが、快勝した。

 アウェーの川崎Fが先制した。前半14分、MF中村のFKにDF谷口が頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。さらに同25分には、最終ラインの谷口が清水の守備の隙を突いて左サイド前線へパス。DF車屋が抜け出してクロスを入れ、最後はFW小林が冷静に決めて追加点を奪った。

 一方の清水エスパルスは同33分、MF白崎の左CKからFW長谷川がダイレクトボレーでシュートを放ったが、ミートしなかった。前半は川崎Fが2点リードし折り返した。

 後半開始から、清水はDF村松に代えてMF清水を投入。同31分には、FKからチアゴ・アウベスが強烈な枠内シュートを放ったが、川崎FのGKチョン・ソンリョンが好セーブ。さらに川崎Fは同34分、途中出場のFW森本が豪快なミドルシュートを決めてダメ押しの3点目を奪った。

 清水は完封負けで、今季12敗目を喫した。