磐田大井が肉離れで離脱 きょう大宮戦は桜内出場か

笑顔でボールの動きを見るDF桜内(左)と名波監督(右)

 ジュビロ磐田DF大井健太郎(33)が、今日23日のホーム大宮戦を欠場することが決まった。22日、大井は磐田ヤマハスタジアムで行われた最終調整を欠席。練習後、クラブから「右半膜様筋肉離れでトレーニング合流まで3~4週間を要する見込み」と発表された。

 ゲーム主将として、開幕から全26試合でフルタイム出場を続けてきた大黒柱の離脱。名波浩監督(44)は「MVP級の活躍をしていた。残念だけど仕方ない」と言った。その上で「相手の残留への思いと、うちの上位にしがみつきたいという思い。どちらが勝つかというところになる」とポイントを挙げた。

 大井の欠場に伴い、DF桜内渚(28)が最終ラインに入ると予想される。20日の天皇杯4回戦J3長野戦でも3バックの右で先発しており、「後ろ(3バック)で出る準備もできている」と言った。チームの窮地を救い、3戦ぶりの勝利をたぐり寄せる決意だ。【前田和哉】