東京ポゼッション率高めて失点減も攻撃陣は低調

東京対磐田 後半、東京FW大久保はドリブルで攻め上がる(撮影・柴田隆二)

 FC東京はスコアレスドローも、安間新監督3戦目で2度目の完封を遂げた。

 ロンドン五輪代表でトップ下を務めた東をボランチ起用。ポゼッション(ボール保持)率を高めて失点を減らす狙いがはまり、MF室屋も右太もも裏の肉離れから5戦ぶりに復帰してボール奪取の起点になった。一方で攻撃は低調。東は「前への迫力、精度を上げていかないといけない」と11位からの浮上へ課題を口にした。