C大阪杉本ルヴァンMVP「責任果たそうと思った」

前半、C大阪FW杉本(右)は先制ゴールを決め走り出す(撮影・小沢裕)

 セレッソ大阪の日本代表FW杉本健勇(24)が、開始47秒弾でMVPに輝いた。

 決勝が今季の同杯初出場となったが、J1リーグで今季19ゴールの得点力でチームを初タイトルに導いた。杉本は「ここまで連れてきてくれた選手のためにも、責任を果たそうと思った。みんなの思いが詰まったゴールです」。

 先制後は川崎フロンターレの猛攻に防戦一方となったが、杉本も守備に走り回って無失点に貢献した。「ここ一番に弱い」歴史を打ち破り「勝ったチームが強いんです!」と胸を張った。