千葉“神の手弾”猛抗議も実らず 監督審判批判せず

名古屋対千葉 サポーターの声援を背に、涙を浮かべながらピッチを後にする、千葉DF近藤直也(左から2人目)ら千葉イレブン(撮影・村上幸将)

 ジェフユナイテッド千葉は名古屋グランパスの“神の手弾”でリズムを崩して逆転負けした。

 後半16分にDF近藤のクリアが相手MF田口の手に当たったが、主審に流され、同点弾を決められた。猛抗議も試合は続き、4失点。エスナイデル監督は「同点弾が分岐点となってしまった」とだけ言い、審判の批判はせず「改革し、順応してくれた今年は来年につながる」と前を向いた。