青森山田連覇宣言 慶大合格小山内主将“予行”堂々

全校生徒の前で連覇を宣言する青森山田DF小山内主将

 青森山田が18日、同市内の体育館で、全国大会に出場するサッカー部、陸上部男女駅伝チームの壮行式を行った。慶大に合格したサッカー部のDF小山内慎一郎主将(3年)が、参加した中高約1300人の生徒の前で高らかに大会連覇を宣言した。草津東(滋賀)との初戦(2回戦)は来年1月2日、千葉・フクダ電子アリーナで行われる。

 緊張はなかった。青森山田として、2年連続で全国大会開会式での選手宣誓を引き当てた小山内は胸を張って、全校生徒の前で連覇を高らかに宣言した。

 小山内 僕たち3年生にとってはこの大会が最後となります。何としても優勝し、全国2連覇を達成できるよう、まずは目の前の試合1試合1試合を全力で戦います。皆さんの応援よろしくお願いします。

 年内は福島と静岡で調整し、1月2日の草津東戦を迎える。初の準決勝に進出した00年度に国立で対戦し、0-2で敗れた相手だ。黒田剛監督(47)は「強豪のいるブロックに入った。昨年度は初優勝を達成したけど、今年度はまだ何も達成していない、これからのチーム。昨年度に続けるように」と連覇のみを見据える。

 8月の全国高校総体は昨年度の決勝で撃破した前橋育英(群馬)にリベンジされ3回戦敗退。連覇を狙ったプレミアリーグ東地区も最終節で敗れ、11勝4敗3分けと昨年と同じ成績ながら優勝を逃した。小山内は「結果は残せていない。連覇は自分たちしかできないので、最後は優勝して終わるように」と前を向く。

 昨年度は勝負強さを発揮して、頂点へ駆け上がった。黒田監督は「プレミア最終節では1歩足りなかった。去年は勝って終わって、今年は負けて終わり。肝心なところで勝ちきってない」と冷静にチームを分析し「いい勝負はしても日本一は成し遂げてない。昨年度と比べても、メンタルの強さがあるとは言えない。あと15日ぐらいで詰めていく」と目を輝かせた。連覇を達成し、青森の常勝軍団の足場を固める。【高橋洋平】