常盤木学園17大会ぶり初戦敗退、沖野くれあ号泣

試合後、常盤木学園・沖野くれあ(左)は泣きじゃくる妹るせりを励ます

 20大会連続20度目出場の常盤木学園(東北2位)が、00年度以来17大会ぶりに初戦敗退した。

 マイナビ仙台内定のエースFW沖野くれあ(3年)を中心に攻め立てたが決まらず、後半23分にゴール前の混戦からワンチャンスを押し込まれた。

 相手より14本も多い19本のシュートを放ったが、空回りした。妹のMFるせり(1年)と最初で最後の全日本出場だったが、妹に出番はなかった。試合後、妹と対面した姉くれあは号泣しながら「るせりには、(くれあと同じ)10番を背負って、常盤木のエースになってほしい」とハッパをかけた。