ナマーラ北海道(北日本リーグ1位)がチーム過去最高成績の準優勝へ躍進した。
準決勝で埼玉T.Wings(東日本リーグ2位)に1-0で競り勝つと、決勝でもAvanzareつくば(東日本リーグ1位)に大善戦。終了1分前に失点して0-1で頂点は逃したが、ブラインドサッカー界の勢力図を塗り替えるような快進撃だった。3日の初戦(準々決勝)でもソリル・チャヌン・サラン・ドゥル(韓国)を0-0からのPK戦で退けていた。
関東圏のチームを倒すために堅守速攻を徹底した。ゴール前に人数をかけて失点を防ぎ、エース戸谷隆之介の個人技、カウンターにつなげる戦術が機能した。特に女子日本代表のエース菊島宙を擁する埼玉T.Wings戦は、まさにそのパターン。相手の攻撃を木村侑平を軸にした守備陣がはね返し、後半16分に戸谷が決勝ゴールをたたき込んだ。
高橋翔平監督は「全試合を通じて守備が通用することが分かり、自信につながった。今後は攻撃力を高めていきたい」と話し、チームづくりを新たな段階に進めていく。年間の大半を室内練習場で過ごし、実際のピッチより狭い場所でしかボールを扱えない。フェンスもないフローリングの床で練習するハンディは大きいが、それを言い訳にはしない。「地方から盛り上げていこうという気持ちでやっている」と高橋監督。次の目標は日本選手権での上位進出になる。