INAC神戸開幕2連勝、仲田皮切りに5人で5得点

INAC神戸MF仲田

 5季ぶりの優勝を目指すINAC神戸が、初昇格のC大阪堺を下し、開幕2連勝を飾った。

 INAC神戸は終始優位に試合を進めた。前半10分にMF仲田が右足で先制すると、同25分にMF増矢が追加点を挙げ、2-0で前半を折り返した。

 後半に入っても主導権は渡さない。後半8分にDF高瀬が3点目。同37分に失点するも、同39分にMF杉田、同41分にDF牛島がネットを揺らし、大量5得点を奪って快勝した。

 鈴木監督は「初対戦で相手の出方が分からなかった。前半に先制点が取れて良かった。ゲームを落ち着かせるいいゴールだった」と満足顔だ。

 26日から日本代表合宿に参加する主将のMF中島は「いろんな選手が得点に絡んだのはいいこと。だけど、(残り)時間がない中での失点はもったいなかった」と慢心はなし。「パスミスが多いのは自分の課題。代表では攻守で持ち味の運動量を出していきたい」と日本代表として迎えるガーナとの親善試合(4月1日)と、19年女子フランスW杯予選を兼ねたアジア杯(4月6~20日)に向けて気持ちを切り替えた。