横浜逆転勝ち「ポジティブな攻撃できた」監督手応え

新潟対横浜 後半、勝ち越しのゴールを決めた横浜MF中町(中央)は指を上げた、左はDF山田(撮影・酒井清司)

 横浜F・マリノスが鮮やかな逆転勝ちで1次リーグAグループ首位を守った。

 0-1の後半16分、左サイドを突破したFWイッペイ・シノヅカ(23)のクロスをFW伊藤翔(29)が押し込んで同点。その7分後、DF下平匠(29)のクロスに、MF中町公祐(32)が走り込みながら頭で押し込み勝ち越しに成功。最後は後半29分、コーナーキックを伊藤がヘディングで決めてダメ押し。

 「全体的にポジティブな攻撃ができた。もう少し点が入ってもよかったと思う」。試合後のアンジェ・ポステコグルー監督(52)の口調は明るい。これがリーグ戦、ルヴァン杯を通じて今季初の複数得点。前半はアルビレックス新潟の裏を狙う攻撃に手を焼いたが、後半は相手のプレスをかわしながら、攻撃のリズムをつかんだ。「自分たちのやるべきことをやってチャンスをつくれば、必ず点は入る」。ポステコグルー監督は手応え十分に話した。