東京室屋V弾で4連勝 鹿島守りきれず/東-鹿7節

東京対鹿島 後半、ゴールを決め歓喜する東京DF室屋(左)。右は祝福する同FW永井(撮影・江口和貴)

 FC東京が鹿島アントラーズに逆転勝ちし、3位に浮上した。

 日本代表経験のあるDF室屋成(24)が2得点に絡み、4連勝を飾った。

 先制はアウェーの鹿島だった。前半29分、ゴール正面の密集でボールを受けたFW金崎が、右足でゴール右隅を丁寧に狙ってネットを揺らした。

 東京も追いつく。39分に右サイドをDF室屋が破ってペナルティーエリアに進入。右足でセンタリングを上げると、鹿島DF植田の胸に当たってゴールに入った。室屋が、同い年でリオ五輪代表でもチームメートだった植田からオウンゴールを誘発した。

 1-1で迎えた後半10分には再び室屋が輝く。自陣から長い距離を走ってFW永井からヒールパスを受ける。一気に抜け出すと、右足でGK頭上を突き破る豪快弾を決めた。

 この勝ち越し点を守った東京が4連勝。長谷川監督の下で結果を出している。