川崎F小林負傷か、交代枠なく「座り込むわけには」

川崎F対C大阪 後半、シュートを放つ川崎F・FW小林。左はC大阪DF丸橋(撮影・野上伸悟)

 昨季王者の川崎フロンターレはセレッソ大阪の倍以上のシュート15本を打ちながらも、FW知念の先制点を守り切れず、逆転負けを喫した。

 日本代表のベルギー遠征に参加したFW小林は無得点に終わった上に、後半は左ふくらはぎに違和感を覚えながらプレー。後半26分に既に3枚の交代枠を使い切った後だったため完走せざるを得なかった。「負けていたし、座り込むわけにはいかなかった」。試合後は徐々に痛みが増し、サポーター席にあいさつに回らず治療に当たった。今日12日に検査するという。「(肉離れかは)分からない。何もないことを祈りたい」と左足をひきずりながら会場を後にした。