清水石毛が“戦友封じ”東京室屋を「上がらせない」

リラックスした表情で体をほぐす清水MF石毛(手前)(撮影・神谷亮磨)

 清水エスパルスMF石毛秀樹(23)が、かつての「戦友封じ」に自信を見せた。明日21日のホームFC東京戦に備え、19日は静岡市内で非公開練習に参加。左MFで先発濃厚な石毛は、同サイドでマッチアップする東京DF室屋成(24)との対戦を心待ちにした。2人は11年U-17(17歳以下)W杯の日本代表でチームメート。プロ入り後初の対戦に「同い年だし、負けたくない」と言い切った。

 特徴も理解した上で真っ向勝負を挑む。「(室屋は)縦の推進力がある。こっちが攻め込んで、上がらせないことが理想」。受け身ではなく、自らの攻撃で相手の特徴を消すイメージだ。チームは前節浦和戦に敗れ、今季初の連敗を喫した。ホームでは昨年8月から11戦未勝利。悪い流れを断ち切るためにも、石毛は「絶対に勝たなければいけない」と語気を強めた。【神谷亮磨】