仙台引き分け、札幌8戦負けなし/仙-札11節

 ベガルタ仙台が試合終了間際に追いつき、引き分けた。北海道コンサド-レ札幌は8戦連続負けなしとなった。

 前半16分、札幌が先制した。今季初めてボランチで先発したDF福森晃斗(25)が、左サイドハーフのMF菅大輝(19)からのパスをゴール前中央ペナルティーエリア内で受け、左足でゴール右隅へ流し込んだ。

 仙台はボール保持率で相手を上回り、好機をつくるが、決めきれない。

 前半は札幌が1点リードのまま折り返した。

 後半、仙台はMF梁勇基(36)をDF蜂須賀孝治(27)、FWジャーメイン良(23)をFW石原直樹(33)に交代。札幌はMF三好康児(21)からMF兵藤慎剛(32)を投入してスタート。

 同3分、FW西村拓真(21)が敵陣中央付近からドリブルで前へ運び、ペナルティーエリア内に入ると、右足でシュート。ゴールネットを突き刺し、同点に持ち込んだ。

 同28分、札幌DFキム・ミンテ(24)が2枚目のイエローカードで退場。札幌は10人となり、数的不利となる。だが同33分、右サイドハーフから左サイドハーフに守備位置を変えたMF駒井善成(25)からのパスを受けたMFチャナティップ(24)が左足で決めて今季3得点目で勝ち越した。

 ロスタイム突入後、仙台DF大岩一貴(28)がバックヘッド。ボールは札幌MF兵藤に当たってゴールが決まり、再び同点。試合が終了した。