清水13戦ぶり本拠○ 柏守備崩せず/清-柏11節

清水対柏 清水イレブンはサポーターと勝利を分かち合う「勝ちロコ」をする(撮影・柴田隆二)

 前半からスコアが動いた。清水エスパルスは同38分、右CKからFW鄭がヘディングで合わせて先制点。鄭はリーグ戦今季初ゴールとなった。

 1点を追う柏レイソルは同40分、FWクリスティアーノが右足ミドルを決めて同点とした。清水は同41分、浮き球パスに抜け出したFW北川がGKとの1対1を冷静に決めて勝ち越しに成功。ホームの清水が1点リードで折り返した。

 後半は一進一退の展開だった。清水は敵陣でのボール奪取を目指して前線からハイプレス。連動した守備で相手の攻撃を封じた。柏はFWクリスティアーノと途中出場したFWハモン・ロペスにボールを集めるが、清水の粘り強い守備にはね返され、最後までゴールが奪えなかった。逃げ切った清水は昨年8月以来、13試合ぶりのホーム白星を挙げた。