広島城福監督「自分たちのペース」首位の貫禄で圧勝

「平和祈念マッチ」で激しく競りあう長崎と広島の選手たち(撮影・菊川光一)

 サンフレッチェ広島が首位の貫禄でV・ファーレン長崎に圧勝した。

 0-0で迎えた後半7分、右サイドの崩しからのクロスを中央のFWティーラシンが右足で決めて待望の先制点を奪った。同14分、左CKからDF佐々木翔(28)がニアサイドで頭で合わせて突き放した。長崎に浴びせたシュートは20本。リーグ最少5失点の堅守で圧倒だ。

 城福浩監督(57)は「ゴール前の迫力やスペースを見つけて入ることがポイントになると話していた。自分たちのペースにほぼ持っていけた」と選手の奮闘をたたえた。