長崎0点!高木琢也監督「ガス欠」広島にコテンパン

「平和祈念マッチ」で激しく競りあう長崎と広島の選手たち(撮影・菊川光一)

 V・ファーレン長崎は首位サンフレッチェ広島に完敗し連勝は4で止まった。

 ボールを動かして崩す戦法に振り回され、高木琢也監督(50)が「あれだけ動かされるとガス欠する」と嘆くほど一方的に攻められた。浴びたシュートは20本。J1最少5失点の堅守にも歯が立たずシュート4本に終わり、かつて広島でプレーした指揮官は「巧みな組み立てでボールが奪えなかった」と嘆いた。

 お互い被爆地に本拠地を置き「平和祈念マッチ」と位置づけられた特別な試合に関して「これから先もいろんな事を伝えていかないといけないし、我々が(平和の)メッセージを後押しできれば」と話した。