G大阪米倉“88年組”元同僚仙台金との対戦心待ち

非公開練習後に取材を受けるG大阪FW長沢駿(撮影・小杉舞)

 ガンバ大阪の“88年組”が、元同僚との対戦を心待ちにして語った。1日、大阪府吹田市内で、2日のホーム、ベガルタ仙台戦に向けて非公開練習を実施。88年生まれのDF米倉は、昨年まで在籍していた同い年の仙台DF金との対戦に「楽しみ」と心を躍らせた。

 G大阪では昨季まで、88年生まれが米倉、藤春、金、倉田、長沢と5人在籍。同学年で仲が良く、切磋琢磨(せっさたくま)してきた。

 米倉は「ジョン(金)はいいセンターバック。足もともあるし、ヘディングも強い。やりづらいところがある」と警戒。米倉自身、前節の鳥栖戦は右MFとして出場し、仙台戦でも攻撃的な位置で先発する可能性が高く「結果を出さないといけない」と言い、元同僚の最終ラインを突破してのゴールを誓った。

 レビークルピ監督も、サガン鳥栖戦で奮闘した米倉に期待。「ヨネ(米倉)は本当に良かった。気持ちが伝わってくる。他の選手も彼ぐらいの頑張りが必要」。仙台戦では今季初の連勝がかかる。熱い思いを秘める“88年組”の戦いにも注目だ。