G大阪藤本が55mのループ弾「打ったら入った」

横浜対G大阪 後半、得点を決めたG大阪MF藤本(右から2人目)は抱きかかえられて祝福される(撮影・山崎安昭)

<明治安田生命J1:横浜1-1G大阪>◇第14節◇12日◇日産ス

 ガンバ大阪MF藤本淳吾(34)が超ロングシュートを決めた。

 後半7分、自陣のセンターサークル付近から、左足で約55メートルのループシュート。華麗な一発がゴールに吸いこまれ、先制点をもたらした。

 途中出場の藤本は、今季初得点だった。「GKが前に出ていたのが分かったので、打ったら入った」と驚いた。

 後輩の姿に刺激を受けた。ルヴァン杯広島戦で19歳のMF食野(めしの)やMF妹尾(せのお)がゴール。「(食野)亮太郎とかチャッピー(妹尾)が、打てば点が入るというのを見せてくれた。若手から教えられた」。本人も驚くほどのスーパーゴールは、後輩のひたむきな姿から生まれものだった。