G大阪遠藤「耐えられた」得意ルヴァン杯磐田に先勝

G大阪対磐田 前半、G大阪FW黄(左から2人目)の先制ゴールを祝福するMF遠藤(中央)、左端は藤本(撮影・加藤哉)

<YBCルヴァン杯:G大阪1-0磐田>◇プレーオフ第1戦◇2日◇吹田S

 ガンバ大阪がジュビロ磐田に競り勝ち、8強進出に王手をかけた。ほぼベストの布陣で臨み、前半7分にFWファン・ウィジョ(25)が、長沢駿(29)とゴール前でのワン・ツーから相手DFを崩し、先制ゴールを決めた。「サイドからいい突破。長沢のパスでいい形ができた。ホームでは勝たなければならない」とファン・ウィジョ。この1点を守り抜いて、アウェーゴールを許さなかった。

 レビークルピ監督(65)は「アウェーゴールを許さなかったのが大きい。(第2戦の)アウェーで先制すれば有利になる。このアドバンテージを生かすべく準備したい」。MF遠藤保仁(38)も「相手のペースになったが耐えられた。勝つことが重要」と結果を評価。G大阪はJ1に復帰した2014年度の優勝から、その後は2年連続準優勝、昨年もベスト4とこの大会を得意にしている。