中村俊輔が松葉づえ姿でサッカー観、手術後初公の場

松葉づえをついてイベントに登場した磐田MF中村(撮影・高場泉穂)

 サッカー元日本代表MF中村俊輔(39=磐田)が16日、都内で行われたアディダスのサッカーイベントに松葉づえ姿で登場した。

 11日に右足関節前方インピンジメント症候群、滑膜炎の手術を受けて以来初の公の場。ストリートフットボールの試合を楽しそうに観戦し、「今日は足首を“クリーニング”したので(プレー)出来なかった。次は参加したい」と笑いとばした。また、トークショーでは「小さい頃に(ボールの)壁当てをしていたことで、今もFKやセットプレーで生きていけている」「日本にとっても、世界にとってもクリエイティビティが大事」など自身のサッカー観を熱く語った。

 今季はリーグ戦9戦に出場。J1リーグは現在、ワールドカップ(W杯)ロシア大会で中断しており、再開初戦は7月18日ホーム鹿島戦。早期の復帰を見据え、6週間で練習合流する予定だ。