ブラサカ川村怜「笛まだ」驚異の集中力で決勝進出弾

Avanzareつくば対free bird mejirodai 前半7分、Avanzareつくばの川村怜(右)は相手マークをかわして先制ゴールを決める(撮影・小堀泰男)

<ブラインドサッカー:アクサ ブレイブカップ日本選手権>◇第2日◇24日◇東京・総合学院テクノスカレッジ東京府中グラウンド◇決勝トーナメントほか(15分ハーフ)

 Avanzareつくば(茨城)が川村怜主将(29)の集中力で決勝進出を決めた。

 準決勝のコルジャ仙台ブラインドサッカークラブ(宮城)戦は固い守備に苦戦して終盤までノーゴール。試合時間が残り1分を切ったところで仙台にコーナーキックを与えた。プレー再開直後に本部席のタイマーのブザーが鳴る。仙台の選手たちは試合終了と勘違いしてプレーを止めたが、川村はボールを奪うとドリブルで仙台ゴールに向かい、右足シュートでネットを揺らした。

 「ブザーは鳴ったけど、ホイッスルはまだだった。最後にやっとイメージ通りのシュートが打てました」と川村。確かに主審は試合終了のホイッスルを吹いておらず、後半14分の決勝ゴールになった。日本代表でも主将を務めるエースの集中力が1-0の勝利、2年ぶりの決勝進出をもたらした。

 準々決勝のfree bird mejirodai(東京)戦でも2ゴールを決めた川村は、23日の1次リーグから通算6ゴールで得点ランクでも2位タイに浮上。「決勝はお互いに攻め合い、攻守が切り替わる面白い展開になると思う」。たまハッサーズ(東京)との決勝(7月8日、東京・アミノバイタルフィールド)でも、優勝を決めるゴールを狙う。