鳥栖Fトレス「何分かでも」22日仙台戦に出場意欲

「ありがトーレス」と書かれた掛け軸を掲げた竹原社長(右)の横で笑顔を見せるフェルナンドトレス(撮影・浅見桂子)

 サガン鳥栖に加入したFWフェルナンドトレス(34)が15日、都内で会見を開き「来週の最後に何分かでも出たい」と最短で出場が可能な22日のベガルタ仙台戦に強い意欲を見せた。「15歳からプレーする友人」と語るヴィッセル神戸MFイニエスタも湘南ベルマーレ戦に出場の可能性があり、新旧スペイン代表が同日にJデビューする可能性が出てきた。

 トレスは「いつも話して、考え方も似ている。彼が日本行きを決めた時、うれしかったし、私が決めた時は『おめでとう』とメッセージが来た」とイニエスタとのやりとりを明かした。その上で「アンドレスや私は欧州を出てもできる限りいいプレーをし、皆さま方のお役に立ちたい」と日本サッカー発展に力を尽くすと強調。「日本は(プロができて)100年たっていないが意思があれば欧州に近づける。有名な選手も日本に来たら、いろいろなサッカーを知ることができるし日本サッカーの重要性も高まる」と日本と欧州の懸け橋になると力を込めた。