川崎Fが小林悠決勝弾で4連勝「これを続けていく」

川崎F対長崎 後半、自らのシュートのはね返りを左足でけり込み先制ゴールを決める川崎F・FW小林(撮影・丹羽敏通)

<明治安田生命J1:川崎F1-0長崎>◇第17節◇22日◇等々力

 川崎フロンターレが、FW小林悠(30)の2戦連発となる決勝弾でV・ファーレン長崎に競り勝ち、4連勝とした。首位のサンフレッェ広島が引き分けたため、勝ち点差を8に縮めた。

 前半から川崎のペースで試合が進んだが、長崎の守りを崩せず。後半にはカウンターからピンチを迎えた。だが後半22分、小林がMF中村憲剛(38)のスルーパスに抜けだし相手GKと1対1に。一度はGKに阻まれるが、はね返ったボールを今度は左足でゴール左上に突き刺した。愛息のアイデアから生まれた妖怪ウォッチ「ガッツ仮面」のポーズも決めた。小林は「苦しい試合だったけど勝つことができた。これを続けていくことが大事」と話した。