鳥栖監督、トーレス&金崎不発も「次から楽しみ」

鳥栖対磐田 前半、シュートを放つ鳥栖FWフェルナンドトーレス(左)(撮影・菊川光一)

<明治安田生命J1:鳥栖0-0磐田>◇第18節◇28日◇ベアスタ

 新加入した元スペイン代表FWフェルナンドトーレス(34)と元日本代表FW金崎夢生(29)の2トップは、不発に終わった。

 磐田の堅守を崩せず、2人でシュート計3本。大型補強も実らず、チームは2試合連続の無得点と得点力不足は相変わらずだ。

 それでもマッシモ・フィッカデンティ監督(50)は「新しい選手はあと1、2試合で完全な状態になると思う。次から楽しみ」と前を向いた。運動量が落ちた後半34分、元日本代表FW豊田陽平(33)と交代した大物助っ人は「苦しい状況だが、チーム全員で苦しんで乗りきらないといけない」と、J2自動降格圏17位からの脱出を誓った。