新潟2連敗 15本シュートも1点「物足りない」

新潟対千葉 前半9分に同点ゴールを決めた矢野(左)はアシストした田中とハイタッチ(撮影・涌井幹雄)

<明治安田生命J2:新潟1-2千葉>◇第26節◇29日◇デンカS

 アルビレックス新潟が、ジェフユナイテッド千葉に1-2で負けた。前節東京V戦に次いで2連敗。ホームの勝利は、3月25日の第6節徳島戦から見放され続けている。

 0-1の前半9分。DFラインの背後に抜けたFW田中がグラウンダーの右クロス。スライディングで右足を伸ばしたFW矢野が同点ゴールを決めて、早い時間帯に同点に追いついたが後半39分、パスミスから千葉のFW為田に勝ち越しを許した。

 ゲームを主導しながらの敗戦。放ったシュートは15本。チャンスを作りながら2点目が遠かった。後半8分には矢野のヘッドが右ポストをたたくなど、ゴールもはるかに遠かった。

 MF小川は「あとは決めるだけ、というシーンを作っていたので1点では物足りない」と、敗戦と決定力不足を嘆いた。