札幌がシーソーゲーム制す 都倉V弾/長-札19節

前半42分、ヘディングシュートを放つFWジェイ(撮影・西塚祐司)

<明治安田生命J1:長崎2-3札幌>◇第19節◇1日◇トラスタ

 コンサドーレ札幌がV・ファーレン長崎から今季2連勝を挙げた。

 札幌は前半終了間際、FWジェイが右CKからヘディングゴールで先制かと思われた。だがファウルでノーゴール。長崎は直近3試合で1得点。けがで攻撃の要のFWファンマ(27)を欠き、より得点力不足が懸念されていたが決定機は0。前半は互いに譲らず0-0で折り返した。

 後半札幌が先制した。同6分、FWジェイが今季3号となる左足弾丸ライナーで先制点を奪った。それでも長崎は執念を見せる。同27分、MF米田隼也(22)が、ショートコーナーからのこぼれ球を拾い同点とした。だが札幌は同30分、MFチャナティップ(24)がDF3人の間を抜いて得点し再び突き放した。それでも長崎は、同43分に追いついた。だが札幌は、同ロスタイム4分、途中出場のFW都倉賢(32)が決勝点を奪った。