磐田大井、ロスタイム弾で引き分け/磐-G19節

磐田対G大阪 後半、磐田DF大井(中央)は同点ゴールを決め、祝福される(撮影・林敏行)

<明治安田生命J1:磐田1-1G大阪>◇第19節◇1日◇ヤマハ

 前半は、ホームのジュビロ磐田が優位に試合を進めた。0-0の同23分。MF田口のスルーパスに抜け出したFW川又が、右足で狙った。同31分には、移籍後初先発となったFW大久保が、MF宮崎の左クロスを頭で合わせた。

 対するガンバ大阪も、同29分。FWファン・ウィジョのパスからFW長沢が右足シュートを放った。しかし、両チームともゴール前で精彩を欠き、無得点で前半を折り返した。

 後半も磐田が押し込んだ。同17分、MF田口が左足ミドル。同25分には、途中出場のMF松浦が、左サイドからドリブルでカットイン。相手2人をかわして右足で強烈なシュートを放った。G大阪も同28分、ロングボールに抜けだしたファンが右足シュート。少ない好機から勝機を伺った。

 試合は終盤に動いた。同37分、G大阪のファンがゴール前のこぼれ球を右足で決め、先制した。しかし、同ロスタイムに磐田も大井のヘディングで同点とし、勝ち点1を分け合った。