磐田大久保「チャンスが少ない」シュート3本も不発

磐田対G大阪 後半、G大阪DFファビオ(左)との接触がファールとならず、猛アピールする磐田FW大久保(撮影・林敏行)

<明治安田生命J1:磐田1-1G大阪>◇第19節◇1日◇ヤマハ

 川崎フロンターレから加入したジュビロ磐田のFW大久保嘉人(36)が、移籍後初先発した。FW川又堅碁(28)との2トップで出場すると、前半31分。MF宮崎智彦(31)の左クロスを頭で合わせ、ゴールに迫った。移籍後初得点とはいかなかったが、後半36分の交代までチーム最多タイのシュート3本を放った。

 新天地で新たな1歩を踏み出した大久保は「ペナルティーエリア内でのチャンスが少なかった。練習から伝えながら改善していきたい」と、さらなる連係向上に視線を向けた。

 チームは0-1の後半ロスタイムに、DF大井健太郎(34)が頭で今季初ゴール。土壇場で同点に追いつき、勝ち点1をつかんだ。