C大阪尹監督「考えさせる選手いた」5バック手応え

C大阪尹晶煥監督(18年2月21日撮影)

<スルガ銀行チャンピオンシップ:C大阪0-1インデペンディエンテ>◇8日◇ヤンマー

 セレッソ大阪が惜敗でタイトルを逃した。昨季のルヴァン杯王者C大阪と南米カップを制したインデペンディエンテ(アルゼンチン)が対戦。

 C大阪は0-1と敗れた5日の鳥栖戦から先発メンバー総入れ替えで臨み、布陣も5バックに変更して臨んだ。

 前半はインデペンディエンテが主導権を握り、前半28分にシルビオ・ロメロ(30)がゴール前の混戦から先制ゴールを奪った。しかしC大阪は後半、MF斧沢隼輝(20)、FW安藤瑞季(19)ら若手を投入して反撃。何度も決定機を作り、南米の強豪を脅かせた。

 J1リーグ戦6戦勝ちなし(3分け3敗)の流れを覆せなかったが、尹晶煥監督(45)は「選手はいい姿勢を見せてくれた。次の試合のメンバー構成を考えさせる選手もいた。今の雰囲気を早く切り替えていくには、個人個人のメンタルを変えないと。まだまだチャンスはあると思っている。もう1回元気を出してやっていきたい」。GKに阻まれたが、ビッグチャンスで鋭いシュートを放った安藤は「リーグ戦で勝てていないので、勝ちに貢献したかった。ただ、いい経験になった」と話した。