川崎F大島、地元静岡で凱旋弾「やっと取れてホッ」

清水対川崎F 後半、ゴールを決め喜ぶ川崎F・MF大島(手前)。後方は喜びのあまり足がつり倒れ込むDF登里(撮影・足立雅史)

<明治安田生命J1:清水1-2川崎F>◇第21節◇11日◇アイスタ

 川崎フロンターレのMF大島僚太(25)が生まれ育った地元清水で凱旋(がいせん)ゴールを挙げた。

 1-1で迎えた後半19分、FW小林悠(30)の横パスを右足ダイレクトで合わせてゴール右隅に突き刺した。今季初ゴールが決勝点。家族や静岡学園高時代のチームメートが観戦に訪れた一戦でチームを勝利に導いた。試合後は「やっと取れてホッとしている。知り合いがたくさんきていたのでよかった」と安堵(あんど)の笑みを見せた。