長崎連敗で降格圏に転落「一番恥ずかしい試合」監督

試合前、黙とうをささげる長崎と鹿島の選手たち(撮影・菊川光一)

<明治安田生命J1:長崎1-2鹿島>◇第22節◇15日◇トラスタ

 V・ファーレン長崎は2連敗でJ2自動降格圏の17位に転落した。

 前半14分、DF高杉亮太(34)の今季1号で3試合ぶりの得点を奪った。だがDF徳永悠平(34)が「積極的なプレッシャーに自分たちのサッカーをさせてもらえなかった」と振り返った底力に圧倒された。

 これでワールドカップ(W杯)の中断期間後は7試合1勝1分け5敗。高木琢也監督(50)が「ここ数試合で1番恥ずかしい試合をしてしまった」と、流れをつかめずにいる。指揮官は次節19日のC大阪戦へ「すべての選手にリーダーシップをもってやってほしい」と奮起を促した。