C大阪杉本不発も同点弾アシスト、代表は「楽しみ」

浦和対C大阪 前半、浦和DF岩波(右)と競りながらシュートを放つC大阪FW杉本(撮影・垰建太)

<明治安田生命J1:浦和レッズ1-2セレッソ大阪>◇第25節◇1日◇埼玉

日本代表のセレッソ大阪FW杉本健勇は得点機会こそ逃したものの、アシストで勝利に貢献した。

1点を追う前半29分にこぼれた浮き球を左足ボレー。「シュートパスってやつですかね」と笑わせたシュートは、中央へのクロスとなってMFオスマルの同点ゴールにつながった。

逆転した後の後半26分にはGKと1対1の決定機も迎えたが、相手DFのスライディングも目に入って判断が遅れ、右上に外れた。「技術的なミスが多いので、そこは課題」と反省した。

それでもチームは連敗をすることなく、自身も半年ぶりに復帰する日本代表活動へと向かう。「しっかりと自分たちが表現すること、自分のプレーをしたい。競争なので、しっかり試合に出て勝つことと、自分が結果を出す気持ちでいきたい」と意気込んだ。

半年前からメンバーがガラリと変わった。「僕より下がかなり多い。でも(南野)拓実とはセレッソで一緒にやっていたし、代表でも一緒にプレーしようと話もしていた。この間も帰ってきたときに一緒にいた。また会えるのが楽しみ」と胸を躍らせていた。