横浜が接戦制す、磐田の猛攻耐えた/磐-横27節

磐田対横浜 前半、横浜FW遠藤(上)は扇原に飛びついて喜ぶ(撮影・山崎安昭)

<明治安田生命J1:磐田1-2横浜>◇第27節◇22日◇ヤマハ

アウェーの横浜F・マリノスが先制点を奪った。前半8分、右サイドからMF大津がクロスを供給。これを、逆サイドでフリーになったFW遠藤がダイレクトでネットを揺らした。

ホームのジュビロ磐田は19分にゴールに迫った。MF山田とFW大久保のコンビネーションで中央を突破したが、オフサイドの判定。その後も好機を作れず、無得点。前半は横浜が1点をリードして折り返した。

反撃に出たい磐田は後半、FW川又と新加入のDFエレンを投入した。すると、同23分だった。DF桜内の右クロスを川又が頭で決めて同点とした。

しかし、磐田の猛攻に耐えた横浜が、同41分に決勝点を奪った。中盤でボールを受けたDF山中が、ドリブルから左足一閃(いっせん)。豪快なミドル弾をネットに突き刺した。

接戦を制した横浜が、アウェーで貴重な勝ち点3を獲得。磐田は、2試合ぶりの黒星となった。