浦和興梠と青木が足首負傷し交代「次へ準備」監督

仙台対浦和 後半、悔しそうな表情でベンチへ引き揚げる浦和FW興梠(撮影・横山健太)

<明治安田生命J1:仙台1-1浦和>◇第29節◇7日◇ユアスタ

前節までで勝ち点41で並び、上位進出へ互いに負けられない一戦は両者譲らず、引き分けに終わった。

FW興梠慎三とMF青木拓矢が試合中に接触で負傷した。興梠は右足首、青木は左足首を痛めた。

青木は立ち上がれないまま担架で運び出され、MF阿部勇樹と交代していた。オズワルド・オリベイラ監督は試合後、青木について「そこまで重傷ではないと思う」とコメント。「興梠も前半途中に足首をひねっていた」と続け、主力組が相次いで痛めたことを案じていた。次節の鹿島戦(埼玉)は代表活動による中断があることで20日と時間があくものの、指揮官は「検査をしながら、次へ準備したい」と慎重に話した。