C大阪清武ボレー弾「ふかさないよう」4戦ぶり勝利

東京対C大阪 後半、決勝ゴールを決めガッツポーズで喜ぶC大阪MF清武(撮影・中島郁夫)

<明治安田生命J1:東京0-1C大阪>◇第30節◇20日◇味スタ

セレッソ大阪MF清武弘嗣(28)が、4試合ぶりの勝ち点3をもたらした。

ホームのFC東京に圧倒的に攻められながら、無失点に耐えて迎えた後半39分。FW杉本健勇(25)のポストプレーから、MF水沼宏太(28)が右サイドを駆け上がってシュート。相手DFに当たった浮き球を清武が右足ボレーで仕留めた。

「狙いましたよ、逆サイド。タイミングとあとはふかさないように」と清武。4月25日ベガルタ仙台戦以来の今季3点目は大きな一撃。「チームが勝ってよかった。(ガンバ大阪との大阪)ダービーで負けたし、ズルズルいかないようにとだけ考えた。最近勝ってなかったんでよかったと思う」。尹晶煥監督(45)も「ミスも多かったが、最後のチャンスにしっかり決められた」と勝利に安堵(あんど)の表情だった。